テレビCMの中でもビールのCMってよく見かけますよね。

ビールの缶、もしくはビールサーバーからグラスに注がれた黄金色の液体の上に、白くてクリーミーな泡が乗っかっているのがデフォルトだと思います。

私自身は全くお酒が飲めないため、よくわからないのですが、ビールが好きな方は泡とビールの割合に対して自分なりの黄金比率といったこだわりがあるのではないでしょうか?

今回は、アメリカ人夫(日本のビールではアサヒ派)が持つ日本のグラスビールへの不満をアメリカの文化と併せてお伝えしようと思います。

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日本では、グラスビール=【泡】と一緒に提供されるのが当たり前

私が社会人になってすぐの頃、飲み会で先輩社員から焼酎の水割りの作り方や瓶ビールからグラスへの注ぎ方などを教わりました。

飲み会の最中では、常に先輩社員や上司のグラスに目を光らせて、お酒が少なくなってきたらすぐにお酌をする、もしくは新しい飲み物を提案するといった(若干ストレスの溜まる)ミッションがありました。

コロナ禍を経て、色々な様式が変わった現在では、会社の若手社員にとってこのお酌ミッションは過去の慣習なのでしょう。(それともマナーとして受け継がれていくのでしょうか?)

会社の飲み会の機会自体が減っていると聞きますし、飲み会が無ければアルコールハラスメントの心配も無いですよね。

吉祥寺YONA YONA グラスビールの写真

話をビールに戻しますと、ビールのお酌では泡は多過ぎず、少な過ぎず、グラスの大体2~3割位にするようにと教わりました。

飲食店で、グラスもしくはジョッキの生ビールを注文する場合や、ビールのテレビCMでもその位の割合で泡があったので、それが普通であり、世界共通なのだと私は長年思っていました。

アメリカでは泡無しでビールを提供するのが一般的?

ところが、場所が変われば考え方も変わり、アメリカではビールの泡は無い方が良いという考えがあるそうで、バーやブルワリーなどでビールを注文すると、グラスには殆ど泡無しのビールが注がれて提供されるのが一般的なようです。

ビールの量が少なくなるため泡を注がれるのを嫌がるお客さんは多いようで、日本のように敢えて泡が残るように提供するという考えは受け入れられないのですね。

私の夫はかなりのお酒好きで、ビール(特にIPAやスタウトなど)もよく飲んでいます。

アメリカ式の泡無しサービスに慣れている彼が日本で生ビールやクラフトビールを注文すると、少し悲しくなるようです。

なぜ日本人は泡を多くしてビールを少なくするのか・・・

もしかしてビールをケチっているのだろうか・・・(嘆き)

わたし

日本では、その泡を楽しみたい人が多いし、全く泡の無いビールをお客さんに出したら失礼だからだよ。 (多分)

私はお酒が飲めないくせに勝手に答えていましたが、実際はどうなのでしょうか?

飲食店で泡無しビールの注文は受け付けてもらえるのか気になります。

30%が泡のグラス写真
↑私が思う一般的な泡の量
泡0%のグラス写真
↑夫の理想とする泡無しビール・・・

東南アジアではビールに氷を入れて飲む?!

以前シンガポールに旅行へ行った際、現地の人はビールに氷を入れて飲むと聞いてビックリしました!

シンガポールの他、タイやベトナムなど東南アジアの暑い国々では、飲み物がすぐにぬるくなってしまうので、ビールであっても氷と一緒に提供されるのが一般的なのだとか。

ビールの苦みが苦手な私にとっては氷入りの少し薄まったビールは飲みやすかったのですが、苦みが好きな方にとっては味が薄すぎると感じてしまうと思います。

IPAやスタウトが好きな私の夫に「氷入りビール」について話したところ、

Seriously?! No way!!

(マジで?! あり得ない!!)

と、カルチャーショックを受けていました。

この東南アジアの氷入りのビールについて注意点が一つあります。氷は水道水を凍らせて作られているので、衛生管理が不安なお店では注文しない方が安全です!

ビールといったら忘れられないあのCM

余談ですが、ビールと言えば私には忘れられないCMがあります。

かなり昔のキリンビール端麗のCMで「ボーラーレッ!オーオゥ!カンターレ!ウォオオォウ!」と謎の歌と一緒に流れていました。おそらく30代以上の方は聞き覚えがあるのでは?と思います。

(調べてみると、1990年代~2010年代に何度か使用されているようで、俳優の伊藤英明さんや元日本代表サッカー選手の本田圭佑さんがCM出演されていた時期もありました。)

私の記憶の中では、「ボーラーレッ=ビールのCM」となっていたので、まさか夫とのドライブ中にこの曲と再会(?)するとは思ってもいませんでした。


「Volare」は、Gypsy Kingsというアーティストが1989年にリリースした楽曲で、スペイン語で歌われていますが、その原曲「Nel blu dipinto di blu」は1958年にイタリア人歌手Domenico Modugnoによって発表されているそうです。

曲名になっているVolareとは、「飛ぶ」を意味するイタリア語の動詞らしいです。

ちなみに、夫のMP3にはGypsy Kingsの曲がいくつか入っていて、Volareの他には「Bamboléo」や「Djobi, Djoba」がお気に入りのようです。きっと30代以上の方はCMやTV番組などで耳にしていると思いますので、興味のある方はぜひYouTubeなどでチェックしてみてください♪

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