前回のエッセイ漫画では、土足で歩く所と靴を脱いで歩く所の境界線が無い玄関にモヤモヤしたことについてお伝えしました。

玄関の境界線を作る段差(上がり口)について気になったのでインターネットで調べたところ、個人的な新しい発見がありましたので、漫画に描いてみました。

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第7話 玄関の段差

ブログNippon-gurashiのエッセイ4コマ漫画第7話 玄関の段差 日本語版

(英語版はこちら)

そもそも框(かまち)とは?

そもそも框(かまち)とは何のことでしょうか? デジタル大辞泉より引用させていただきます。

(1) 窓や障子などの周囲の長細い枠。


(2) 床などの板の端部を隠すための化粧横木。上がり框・床框・縁框など。

框は床の間や玄関の段差部分にある横木のことを指す言葉なんですね!

建築関連の分野に詳しい人にはお馴染みの言葉かもしれませんが、私は30数年生きてきて全く知りませんでした…。

(以下、玄関の段差部分については「上がり框」とします。)

日本の住宅では玄関に必ずと言っていいほどある上がり框ですが、どうやら世界的に見ると珍しいようです。

日本と同様に家の中では靴を脱いで過ごす習慣がある韓国でも玄関に上がり框は無いみたいですね。

(画像検索などで調べてみた限り、韓国の玄関には上がり框は無くても、土間と床の材質が異なるので靴を脱ぐ境界線はハッキリしていそうでした。)

日本住宅独特の上がり框には、内と外を明確に分ける境界線の役割があるだけでなく、屋外からの砂埃を家の中に入りにくくしたり、小さなお子さんやお年寄りが腰掛けることによって靴の着脱をしやすくしたり、機能性と利便性も兼ね備えています。

上がり框の高さは昔に比べると低くなった

昔の日本家屋では、上がり框は湿気対策も兼ねていたらしく高さが30cm程あるのが一般的だったようです。

現代の上がり框の平均的な高さはと言うと、

  • 戸建住宅 18cm以下
  • 集合住宅 11cm以下 (マンションは約5cm)

30cmに比べるとかなり低くなっていますね。

なぜ上がり框が低くなったのかと言いますと、国土交通省が定めた「高齢者の居住の安定の確保に関する基本的な方針」に18cm以下が望ましいと記載されているからだそうです。

ちなみに、筆者はメゾネットタイプのアパートに住んでいますが、上がり框の高さを調べたらちょうど11cmでした。

11cmでも体感的はとても低く感じ、腰を掛けてブーツなどを着脱するには高さが足りないです。

上がり框の高さが5cmだけの場合は機能性や利便性があるのか疑わしい気もしますが、境界線の役割はちゃんと果たせますね!

Episode – 7 Step inside a home’s entrance

Blog Nippon-gurashi Original Manga episode 7  English version

Episode 7に出てくる英語表現について

エッセイマンガの中で使用されている英語表現について、英単語の意味や英文法の解説を記載しています。

curious【形容詞】 の意味

好奇心という意味を持つ名詞curiosityの形容詞がcuriousです。

curiousには、好奇心の強い・物を知りたがる というような意味があります。

I am curious about~.は日本語で「~が気になっている」・「~を知りたがっている」と訳すことができます。

  • 例文 : I’m curious about the ending of this story.
  • (この物語の結末が気になっています。)

漫画の中では、be動詞の代わりに一般動詞 getの過去形 gotが使われています。

I got curious about~.は日本語に訳すと「~が気になった」という意味になります。

look 〇〇〇 up / look up 〇〇〇 【熟語】 の意味

「(辞書や参考資料、インターネットなどで) 〇〇〇を調べる」 という意味で使われます。

〇〇〇には単語や情報など具体的な言葉が入ります。

漫画1コマ目で使われているlooked it upのitは、その前に出てきた a step inside a home’s entranceを指していますので、

日本語に訳すと「家の玄関の中にある段差をインターネットで調べてみた」になります。

「インターネットで」の部分はonlineの代わりにon the internetに言い換えることも可能です。

look + up を使ったその他の熟語

熟語日本語の意味
look up
look up at ~
顔を上げる
~を見上げる
look up (※進行形で使われることが多い)(景気や状況などが) よくなる・好転する
look (人) up / look up (人)(人) を訪ねる
look up to (人)(人) を尊敬する

online【副詞】 の意味

副詞のonlineにはオンラインで という意味があります。

日本語でオンラインは、スマートフォンやパソコンがインターネット回線に接続されている状態を指しますよね。

日本語のオンラインは名詞として使われていますが、英語のonline形容詞副詞しかありませんのでご注意ください。

筆者

“I look it up online.” と “I look it up on the internet.” は同じ意味だよね?

アメリカ人夫
カルロス

意味は同じだけど、 “on the internet” は古い言い方のように感じるよ。インターネットのサービスが始まった初期みたいな…今は “online” って言葉を使う方が主流になっているかな。

search【動詞】 の意味

動詞のsearchには 探す・調べる という意味の他に、(インターネットで情報を求めて)検索する といった意味もあります。

search以外にも 探す という意味を持つ英単語がいくつかありますので、例文と併せてご紹介します。

  • (1) look for~ (~を探す・求める)
  • 例文 : I’m looking for my car key. Have you seen it anywhere?
  • (車の鍵を探しています。どこかで見かけましたか?)

  • (2) seek for~ (~を探し求める・探し出す)
  • 例文 : The pirates sailed for the Grand Line to seek for the One Piece.
  • (その海賊たちはワンピースを探し求めてグランドラインへ出航した。)
  • ※seek for はlook for に比べると堅くて大袈裟に聞こえる表現なので、日常会話では使われないそうです。

アメリカ人夫
カルロス

seekという単語を日常で使うとしたら、Hide and seek (かくれんぼ)という言葉くらいかな?

  • (3) hunt for~ (獲物などを求めて)~を探し回る・くまなく探す
  • 例文 : He is hunting for treasures by using his nen* ability.
  • (彼は念能力を使って宝探しをしています。)
  • ※huntは仕事を探すという意味でも使うことができます。就職活動を英語で言うと job hunting です。

*nen ability = 念能力とは、HUNTER X HUNTERで登場する特殊な能力のことで、英語版では nen としてそのまま使われています。

like【前置詞】 の意味

動詞のlikeは ~が好き という意味ですが、前置詞のlikeは ~のような という意味で使われます。

漫画の中にある”Searching with keywords like~.”は日本語で「~のようなキーワードで検索する」という訳になります。

then【副詞】 の意味

副詞のthenは その時・その頃 という意味を持ち、過去と未来のどちらのことも表すことができます。

漫画2コマ目では、それから・その後 の意味で時間的な順序を示す表現としてthenが使われています。

foundは find【動詞】の過去形

find 見つける・発見する の過去形なので、foundは 見つけた・発見した という意味になります。

漫画の中では吹き出しの中と外で2文に分かれてしまっていますが、本来であればThen I found (that)~ の形です。

findの後ろにthat説が続く場合は 「~であるとわかる」という日本語訳が自然なので、漫画の中で使われている文は「~であるとわかった」(過去形)がしっくりきますね。

rarely【副詞】の意味

形容詞 rare (めったにない・珍しい)の副詞がrarelyです。

rarelyは「めったに~しない」という意味を持つ準否定語です。

そのため、漫画の中のThere are rarely~.から始まる文には否定のnotが入っていませんが、「めったに~はない」という否定の意味になります。

  • 例文 : I rarely see my high school friends anymore.
  • (高校時代の友達にはめったに会いません。)

even【副詞】 の意味

副詞のevenには、~でさえ・~ですら などの意味があります。

evenは修飾される語句の直前に置かれ、その語句を強調する働きをします。

そのため、evenの位置で文の意味が変えることができます。

例文(1) : Even I could not finish the meal.
(私ですらその食事を完食できなかった。)

例文(2) : I could not even finish the meal.
(私はその食事を完食することさえできなかった。)

関係副詞 whereの用法

疑問副詞のwhereは、どこに・どこへ と場所を尋ねる時に使います。

一方、関係副詞のwhereは、先行詞に場所や状況を表す名詞があり、where以下の内容が先行詞を詳しく説明する形になっています。

  • 例文 : Countries where people take their shoes off at home.
  • (人々が家で靴を脱ぐ国々)
  • 先行詞= Countries
  • whereより後ろは完全文(SVOが揃っている)で、どんな国々かを詳しく説明している。

difference 【名詞】 の意味

形容詞different (異なる・違う) の名詞がdifferenceで、違い・差異・相違(点) などの意味を持っています。

「AとBの違いは何か?」と聞きたい場合、名詞difference、形容詞different、動詞differ それぞれを使って言い換えることができます。

  • (1) 名詞Differenceを使った例文
  • What is the difference between alligators and crocodiles?
  • (アリゲーターとクロコダイルの違いは何ですか?)

  • (2) 形容詞differentを使った例文
  • How are alligators different from crocodiles?
  • (アリゲーターはクロコダイルとどう違いますか?)

  • (3) 動詞differ を使った例文
  • How do alligators differ from crocodiles?
  • (アリゲーターはクロコダイルとどう違いますか?)

general 【形容詞】 の意味

形容詞のgeneralには、全般的な・総合的な・世間一般の といった意味があり、

漫画の中では、 general information=一般的な情報 という表現で出てきます。

また、形容詞のgeneralはカタカナ語で「ゼネラル」となり、ゼネラルマネージャーやゼネコン(ゼネラルコンダクターの略で、大手総合建築業者の意味)などの言葉はビジネスで広く使用されていますね。

また、generalには名詞で(軍の)将官という意味があります。

exception 【名詞】 の意味

exceptionは 例外・特例 という意味です。

exceptionと同じ語源から派生したexceptには前置詞・接続詞・動詞があり、「~を除いて」・「~以外は」という意味の前置詞として使われることが多いのではないかと思います。

  • Exceptionの例文 : There is no rule without exceptions.
  • (例外のない規則はない。) ※ことわざ

  • Exceptの例文 : I don’t want to see anyone except my family.
  • (家族以外の誰とも会いたくありません。)

incidentally 【副詞】 の意味

付随的に という意味を持つ副詞のincidentallyですが、ところで・ついでながら・ちなみに といった意味もあり、話題を転換するときに用いることができます。

Incidentallyは書き言葉やフォーマルな場面で使われる堅い表現でもあるので、日常会話では、by the way (そういえば)がよく使われますね。