日本には色々な種類の蜂が生息しています。

蜜蜂のようにハチミツを作ったり、農作物の受粉を手伝ったりして益虫とされる蜂もいれば、オオスズメバチのように強い毒を持ち、人の命を危険にさらすため害虫扱いをされている蜂もいます。

今回は、英語と日本語における蜂という言葉の違いについて漫画にしてみました。

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第9話 蜂に気をつけて!

ブログNippon-gurashiのエッセイ4コマ漫画第9話 蜂に気をつけて 日本語版

(英語版はこちら)

英語のbee は「蜂」という昆虫の総称ではない

私は学校の英語の授業で、蜂= beeと習いました。

私の日本語の感覚では、蜜バチなどの小さな種類からオオスズメバチのような大きな種類まで全て「蜂」なので、その感覚のままカルロスに話しかけてしまったのです。

日本語では蜂という単語を総称として使う一方、英語ではサイズなどを区別して単語を使い分けることが一般的のようです。

bee = ミツバチなどの小さな蜂

wasp = アシナガバチなど大きめの蜂

hornet = オオスズメバチなど大きくて危険な蜂

詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ♪

「オーマイガー!」 という表現は、人によっては使わない

「オーマイガー」(“Oh, my God! “) はアメリカ人がよく使っているようなイメージがあるかもしれませんが、実際には人によります。

宗教を重んじる人にとっては、神様の名前をむやみに口にしてはならず、”Oh, my God!”の表現を不快に感じる場合もあるそうです。

代わりに、”Oh, my gosh!” や “Oh, my goodness!” であれば、問題はありません。

ちなみに、欧米のSNSでは”OMG”と略されることもあります。

Episode – 9 Beware of a bee

ブログNippon-gurashi エッセイ4コマ漫画 Episode 9 Beware of a bee 英語版

Episode 9に出てくる英語表現について

エッセイ漫画の中で使用されている英語表現について、英単語の意味や英文法の解説を記載しています。

beware 【動詞】 の意味

bewareには 注意する・用心する という意味があります。

実は、英語版のタイトルは(Be動詞のBeと蜂のbeeをかけて)”Be careful about a bee!” にしようかと当初は考えていました。

しかし、カルロスのチェックが入った際に、

アメリカ人夫
カルロス

会話なら “Be careful” を使ってもいいけど、タイトルには使わない方がいいんじゃないかなー。

と訂正されたので、”Beware of a bee!” に変更することにしました。

Bewareは掲示物などで読み手に注意を呼びかけるときに使われる単語です。

なので、書き言葉としてはBe carefulではなく、bewareを使った方が良いみたいですね。

these 【形容詞】 と 【代名詞】の意味

theseはthisの複数形と言うとわかりやすいかもしれません。 thisは学校の授業で真っ先に習う英単語の1つですよね。

このthisには、指示形容詞と指示代名詞の役割があります。(thisには副詞もあるのですが、ここでは割愛します!)

品詞だけ聞くとわかりにくいので、例文をご覧ください。

  • 指示形容詞 thisの例文 : I bought this book at BOOK OFF.
  • (私はこの本をブックオフで買いました。)

指示形容詞は形容詞なので名詞を修飾します。 this bookは「この本」という意味ですね。

  • 指示代名詞 thisの例文 : I bought this at BOOK OFF.
  • (私はこれをブックオフで買いました。)

一方、指示代名詞は、代名詞なので名詞として使われ、日本語では「これ」と訳します。

教科書英語によくある “This is a pen.” のthisと同じ使われ方ですね。

ここで話をtheseに戻しましょう。指示形容詞として使用される場合、theseは複数形ですので後ろの名詞も複数形であることに注意です。

  • 指示形容詞 theseの例文 : I bought these books at BOOK OFF. 
  • (私はこれらの本をブックオフで買いました。)

  • 指示代名詞 theseの例文 : I bought these at BOOK OFF.
  • (私はこれらをブックオフで買いました。)

※指示代名詞としてthisやtheseを使う場合、話し手が何を指し示しているのか聞き手が理解できる状況であることが前提です。

those 【形容詞】 と 【代名詞】の意味

漫画4コマ目に出てくるthoseは thatの複数形です。thoseにも指示形容詞と指示代名詞の2つの品詞があります。

指示形容詞 それらの、あれらの 

指示代名詞 それら、あれら

thisとtheseが話し手の近くにある物を指すのに対し、thatとthoseは話し手から距離がある物を指すときに使います。

この点は日本語の これ/これら(話し手から見て近くの物)、 それ/それら(話し手から見て少し遠くの物)と感覚が同じですよね。

※代名詞 it も日本語では「それ」と訳される場合がありますが、代名詞のitは基本的には前出の名詞を指すという点がthatとの違いです。

また、日本語の場合は、あれ/あれら(話し手からも聞き手からも遠くの物) というパターンもありますが、英語の場合には、あれ/あれら と言いたいときにもthatとthoseが使われます。

例外のthese daysと those days

these daysとthose daysは直訳すると これらの日々・それらの日々 ですが、

these daysは 最近・近頃

those daysは あの頃・当時 のように訳されるのが一般的です。

cuteとprettyの違いは?

cuteとprettyって日本語(カタカナ語)ではどちらも「かわいい」「かわいらしい」というような意味で使われていますよね。

英語の場合、どのような違いがあるのか英英辞典で調べてみました。

Collins COBUILD INTERMIDIATE LEARNER’S DICTIONARY 4TH EDITIONより引用させていただきます。(読みやすくするために改行とスペースを加えています。)

Cute

ADJ Cute means pretty or attractive.

  • ※ADJはadjectiveの略で、日本語では形容詞という意味です。

Pretty

1 ADJ If you describe someone, especially a girl, as pretty, you mean that they look nice and are attractive in a delicate way.


2 ADJ A place or a thing that is pretty is attractive and pleasant.

3 以下略

英英辞典においても cuteとpretty どちらも日本語の「かわいい」に相当する意味を持っていますね。

異なっているは、prettyは魅力的で心地良いと感じる場所や物にも使うことができるという点ですね。

アメリカ人夫
カルロス

cuteは物に対しては使えるけど、場所に対してはあまり使わないかなぁ。

例えば、サンリオピューロランドだったらcuteって言っても違和感がないけど、桜が咲いている公園はcuteじゃなくてprettyの方が自然だよ。

ちなみに、prettyの類義語として attractive(魅力的な)、beautiful(美しい)、lovely(かわいらしい・すてきな) が辞書に記載されていました。

lovelyはイギリスの日常会話ではよく使われる英単語で、アメリカではあまり使用されません。

snap 【名詞】 の意味

snapという英単語は様々な意味を持つ多義語です。漫画の中では効果音(名詞)として使われています。

と言っても、「スナップってどんな音?」と日本語の感覚では想像しにくいかもしれませんが、パチン・パチリ・パキッ・ビシッ・カチッという音に相当するようです。

この英単語は写真を撮るときの音を表すだけでなく、動詞には スナップ写真を撮る 、名詞には スナップ写真 という意味もあります。

余談ですが、任天堂が販売した『ポケモンスナップ』と『New ポケモンスナップ』というゲームソフトは英語版でも日本語と同じタイトルで販売されています。(Pokémon Snap とNew Pokémon Snap) 

私はNINTENDO 64の『ポケモンスナップ』をプレイしたことがなかったため、Nintendo Switchの『New ポケモンスナップ』が初めてのポケモンスナップ体験でした。

ただポケモンの写真を撮るだけのゲームかと思いきや、難易度が高くて驚きました!

他の登場キャラクターからのリクエストに応えるために特定のポケモンの特定のシーンを撮影しなければならないのに、その特定のシーンを出現させるための条件を満たすのが難しく……全クリアには至っていません。

動詞の原形から始まる命令文  be動詞の原形 + 形容詞 / 名詞

漫画の中では、気をつける・注意するという意味を持つ形容詞 carefulが使われているので、 Be carefulは「気をつけて!」・「注意して!」の意味になります。

命令文と聞くと高圧的な感じがするので、とりあえずPleaseを付けた方が良いのかな?と思われるかもしれません。

カルロスに聞いたところ、友人同士など親しい間柄で話す時に “Please be careful.” と言うと、よそよそしく感じるのでPleaseは不要だそうです。

toward 【前置詞】の意味

towardは ~の方へ、~に向かって という意味を持つ前置詞です。

前置詞 toにも、~の方へ、~へという意味がありますが、towardの場合は必ずしも目的地への到着を意味しません

漫画では、蜂が(最終的にどこへ向かうのかわからないけど)あなたがいる方角へ向かって飛んでいる というニュアンスを表すために、toの代わりにtowardが使われています。

liar 【名詞】の意味

日本語で 嘘つき という意味のliarですが、私はこの英単語を見たとき、「なぜlierじゃないのだろう?」と思いました。

lie (嘘・嘘をつく) + 人を表す接尾辞のer = lier だと考えたからです。

※接尾辞のerが付く単語には、 teach(教える) + er(人) = teacher(先生)、 train(訓練する) + er(人) = trainer (訓練する人・トレーナー)などがあります。

語源などを調べてみると、+ erではなく+ arで人を表す英単語は、scholar(学者) やpedlar(行商人、ただしpedlarの綴りはイギリス英語で、アメリカ英語ではpeddlerの方が使われる) などもありました。

言葉は長い歴史の中で変化していくものなので仕方がないとはわかるものの、英語学習者としては、「どっちかに統一してくれたらいいのに」と思ってしまいます。

general term の意味

漫画4コマ目に出てくる general termとは、日本語で総称という意味です。

形容詞 general + 名詞 termから成っています。

general 【形容詞】 全般的な・総合的な・世間一般の

term 【名詞】 用語・語句 (その他にも、期間・学期などの意味があります。)

否定疑問文とは?

通常の疑問文では、主語と動詞の語順を逆にしますよね。

漫画4コマ目のセリフにある “Isn’t it~?” のように、動詞 + notの短縮形 + 主語 となっている場合は否定疑問文と呼ばれます。

「~じゃないの?」・「~ではないのですか?」というように聞き手に対して確認をする意味でよく使われる表現です。

時制通常の疑問文否定疑問文
Be動詞 現在形Am I ~?
Are you / we / they ~?
Is she / he / it ~?
Aren’t I ~?
Aren’t you / we / they~?
Isn’t she / he / it~?
Be動詞 過去形Was I ~?
Were you / we / they ~?
Was she / he / it ~ ?
Wasn’t I ~?
Weren’t you / we / they ~?
Wasn’t she / he / it ~?
一般動詞 現在形Do I / you / we / they ~?
Does she / he / it ~?
Don’t I / you / we / they ~?
Doesn’t she / he / it ~?
一般動詞 過去形Did I/you/we/they/she/he/it~?Didn’t I/you/we/they/she/he/it~?
未来形Will I/you/we/they/she/he/it~?Won’t I/you/we/they/she/he/it~?

否定疑問文への答え方 日本語と逆なので難しい

漫画の中では触れていませんが、この否定疑問文の答え方がややこしいので私は未だに苦手意識が消えません。

まずは日本語の例文で考えてみます。

  • 否定疑問文の例 : 「カルロスはお寿司を食べるときに醤油を使わないの?」
  • →「はい、使いません。」

  • 通常の疑問文の例 : 「カルロスはお寿司を食べるときに醤油を使うの?」
  • →「いいえ、使いません。」

日本語の場合、「はい」「いいえ」は相手が言った内容に対する肯定か否定を表しています。

次に同じ例文を英語にしてみます。

  • “Doesn’t Carlos use soy sauce when he eats sushi?”
  • → “No, he doesn’t.”

  • “Does Carlos use soy sauce when he eats sushi?”
  • → “No, he doesn’t.”

英語の場合、YesかNo.は相手が言った内容には左右されず、事実であればYes, 事実でないならNo.と返答します。

カルロスはお寿司を食べるときに醤油を使わないので、「使わないの?」と聞かれようが「使うの?」と聞かれようが、No.という返答なのですね。

うーーーん、頭では理解できても、日本人の感覚からするとやっぱり違和感があります。

否定疑問文への答え方 覚えやすくする方法?!

「否定疑問文の返答はどのようにすれば覚えやすくなるのだろう?」と疑問に思ったので、英会話スクールや塾など英語を扱うウェブサイトをいくつか調べてみました。

すると、Aren’t you~?や Don’t you~?で何かを聞かれても、頭の中でnotを消して Are you~? Do you~? にしてから答えると良い というアドバイスが書いてあるものがいくつもありました。

そして中には、YesかNoで答えることを避ければ良いというアドバイスも。(例文で言うと、He doesn’t.の部分だけを答える。)

筆者

Yes/No.の部分が日本語と逆で紛らわしいから、確かにYesかNo.の部分を省略するのは良いアイディアかも?!

アメリカ人夫
カルロス

まぁ、ネイティブスピーカー同士の会話では、”No, he doesn’t.” って答えることはあまりないね。

YesかNoだけ答えることが普通だから、Yes/Noの部分を省略すると変に聞こえるよ。

筆者

そっか……残念。

日本語が相手の発言に合わせて「はい」か「いいえ」を返答するのは、日本人の相手を思いやる優しさから来ているのかもしれません。

日本語と英語以外の言語ではどうなるのか、機会があれば調べてみたいと思います。