日本全国に約1,200か所ある道の駅。私にとって道の駅は、ドライバーの休憩所というより、その地域の特産物や新鮮な農産物を購入したり、レストランを利用したりする施設というイメージが強いです。
今回は、道の駅にある売店で珍しいはちみつが販売されていた時のエピソードを漫画にしてみました。
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第11話 はちみつと蜂

スズメバチ入りのはちみつ
道の駅「はなぞの」にある売店で、なんとスズメバチ入りのはちみつが販売されていました。
日本人でもビックリしてしまいますが、それまでスズメバチの実物を一度も見たことが無かったカルロスにとってはかなり衝撃的だったようです。
「なぜ危険なスズメバチをはちみつに入れるのか?」
気になったのでインターネットで調べてみたところ、科学的根拠は不明ですが、スズメバチが入ったはちみつには疲労回復や滋養強壮に効果があると言われているようです。
毒を持つハブを焼酎に入れるのと同じような感じなのでしょうか…?
それにしても、スズメバチを生け捕りにしてはちみつに入れようなんて、凄まじい勇気ですよね!
考えた人はもちろん、生産者の方々もすごいです!

アメリカ人夫
カルロス
スズメバチ入りのはちみつを食べても、身体に問題は無いの? 蜂の毒は?

筆者
どうやら毒の成分は経口摂取なら人体に無害らしいよ。

アメリカ人夫
カルロス
ちなみに、スズメバチ自体は食べられるのかな?

筆者
通常は、はちみつだけを食べるみたい。
もし食べたかったらスズメバチを食べても大丈夫らしいけど、美味しいかどうかはわからないね。
スズメバチ入りのはちみつは、Amazonでも購入可能です! ご興味のある方はどうぞ~。
道の駅「はなぞの」について
埼玉県にある「はなぞの」は、あまり大きな道の駅ではありませんが、関越自動車道花園ICから約1kmと近く、何より深谷市のイメージキャラクター『ふっかちゃん』のミュージアムがあるんです!
私はふっかちゃんのファンで、カルロスはふっかちゃんの友達である『ねぎぼーず』が好きです。
私たち夫婦は、年に一度は必ず埼玉県秩父郡の長瀞町にかき氷を食べに行きます。
車で行くので高速道路を利用するのですが、長瀞町に行く途中、花園ICで高速道路を降りて道の駅に寄るのが定番になっています。
道の駅では、2階にあるベーカリーのイートインで軽食を食べてひと休みをし、
ふっかちゃんミュージアムで『ふっかちゃん』と『ねぎぼーず』のグッズをチェックして、
最後に1階の売店で買い物をするのが私たち夫婦のお決まりの流れです♪
実は「道の駅」が海外進出していた!
私は今回の記事を準備するまで知らなかったのですが、日本式の「道の駅」は海外にも存在しています。
日本政府が途上国の支援の一環として始めた事業で、現在はJICA(独立行政法人国際協力機構)に引き継がれているそうです。
タイ、アルメニア、インドネシア、ベトナムなどの他、南米のパラグアイにも道の駅があるなんて驚きですよね!
(2017年に中米のエルサルバドルで開設された道の駅は、2026年現在、残念ながら閉鎖されてしまっているようです。)
Episode – 11 Honey and wasp

Episode 11に出てくる英語表現について
エッセイ漫画の中で使用されている英語表現について、英単語の意味や英文法の解説を記載しています。
関係副詞のwhenの用法 (先行詞 the timeの省略)
関係副詞のwhenが文中に使われる際には、先行詞として「時」を表す名詞があり、when以下の内容が先行詞を詳しく説明する形になっています。
少し紛らわしいのですが、漫画の1コマ目のように先行詞がthe timeである場合には、先行詞(the time)が省略されることが多いです。
もし先行詞が省略されていなかったら、下記のような文章になっています。
- 例文 : This is the time when we went to Hanazono roadside station.
- (これは、私たちが道の駅はなぞのへ行ったときのことです。)
- 先行詞= the time
roadside 【形容詞】 の意味
形容詞のroadsideには、 道路沿いの・道端の・沿道の といった意味があります。
道の駅は英語でroadside stationと言います。
prefecture 【名詞】 の意味
prefectureは 県や府 を意味します。
しかし、英語圏では行政区分としてprefectureを使っている国がありませんので、”〇〇〇 prefecture” と言ってもピンと来ないネイティブスピーカーが多いかもしれません。
その場合、「prefectureは、stateやprovinceみたいなものです。」と伝えると理解してもらいやすいです。
local 【形容詞】 の意味
形容詞のlocalには、その土地の・地元の・現地の といった意味があります。
ローカル番組やローカル線、ローカル列車、ローカル路線バスのようにカタカナ語としても使われていますが、カタカナ語の「ローカル」には何となく「首都圏ではない地方 = 田舎」という印象を持ちませんか?
例えば、ローカル線と言うと利用客の人数がとても少なくてのどかな鉄道路線を想像しますよね。
ところが、英語のlocalには「田舎の」というニュアンスは含まれていません。
local bus・local trainとは、地方にある本数が少ないバスや電車という意味ではなく、各駅停車をするバス・電車を指します。
有線LANや無線LANのL=Local
インターネットの接続やネットワーク機器の使用場面では、有線LAN(LANケーブル)や無線LAN(Wi-Fi)という言葉を耳にしますよね。
このLANとはLocal Area Networkの略で、家庭や企業オフィスなど限定されたエリアにおいてコンピューターなどの機器同士を接続し、データのやり取りを可能にするネットワークのことです。
ちなみにLANの対義語はWAN(Wide Area Network)だそうですが、私は今まで聞いたことがありませんでした……
specialty 【名詞】 の意味
漫画の中では、複数形 specialtiesの形で出てきます。
特産品・名産・名物 という意味の他にも、職業や学問における 専門や専攻の意味があります。
specialtyは主にアメリカで使用されている綴りで、イギリス英語ではlとtの間にiが入って specialityです。
スペシャルティとスペシャリティ、どちらもカタカナ語として存在しているようですが、コーヒーの分野においては「スペシャルティ」が正しい表記になるみたいです。
天然はちみつを英語に直訳しても通じない?!
はちみつには、天然・純粋などの文言が表記されているものとそうでないものがあります。
天然もしくは純粋はちみつとは、砂糖やシロップなどが添加されていない、本来のはちみつのことを指します。
天然を英訳するとnaturalなので、natural honeyと言っても通じそうですが、どうやらnatural honeyではネイティブスピーカーにとって違和感を覚えるようです。
天然はちみつと純粋はちみつの違いとは?
採蜜の後に濾過をしただけで人工物が加えられておらず、尚且つ非加熱のはちみつを「天然はちみつ(または生はちみつ)」と言い、
人工物は含まれていないが加熱処理はされているはちみつを「純粋はちみつ」と言うそうです。
英語の場合、天然はちみつをraw honey (生はちみつ)、純粋はちみつをpure honeyと表記することが一般的です。
these 【代名詞】の意味
theseはthisの複数形で、指示代名詞と指示形容詞の役割があります。
漫画2コマ目では、指示代名詞として使われていて、”Look at these.”を日本語に訳すと「これらを見て」となります。
元の日本語版では「これ見てー」というセリフなのですが、スズメバチ入りはちみつのビンが複数あった為、英語版ではそれに合わせて”Look at this.”ではなく”Look at these.”としてあります。
“What the …” の意味
文章が途中で切れてしまっているように見えますが、”What the…” は “What the heck.” や “What the hell.”と同じような表現で、驚き・困惑・苛立ちなどを表す時に使うフレーズです。
日本語版4コマ漫画では、「何―――!」とだけ記載されていますが、ニュアンスとしては「なんてこった!」「マジかよ!(信じられない!)」といった感じです。
(「なんてこった!」という言い回しは、現在ではあまり日常会話で耳にしない気もしますが……)
soak 【動詞】 の意味
動詞のsoakには、(水・液体に)浸る・つかる という意味の他にも、ゆっくりとお風呂につかる・ずぶ濡れになる・しみ込む などの意味があります。
漫画の4コマ目では、”Why are these dangerous wasps soaked into the honey?” のように受動態 (be動詞 + 過去分詞形) として使われており、
日本語に直訳すると、「なぜこれらの危険なスズメバチはそのハチミツに漬けられているのですか?」になります。
今はもう使われない? お酒を浴びるほど飲む という意味でのsoak
私が使用しているユースプログレッシブ英和辞典(小学館)では、soakという英単語に「(略式・古) 深酒する、酒を浴びるほど飲む」という意味が表示されていました。
(古) という表示が気になったので、オックスフォード現代英英辞典でもsoakを調べてみると、「酒を浴びるほど飲む」といった表現は一切書いてありませんでした。
念の為、アメリカ人夫にも確認してみましたが、「お酒をたくさん飲む」という意味がsoakにあるとは聞いたことが無いそうです。
英語圏で使われなくなった意味や表現が他国の辞書に記載されているというのは面白いですよね!
DunnoはI don’t knowのカジュアル版
漫画4コマ目にある”Dunno.”は “I don’t know.” の省略バージョンで、とてもカジュアルな表現です。
日本語にも共通して言えると思いますが、文章が短いほどカジュアルで長いほど丁寧でフォーマルな印象を与えますよね。
その為、この”Dunno.”は、ビジネスの場や目上の人に対しては使用を避けるのが無難です。
ただし、気心が知れた非常に親しい関係であればビジネスの場面で使用しても問題は無いそうです。
